4月8日はニルヴァーナのカート・コバーンの14回忌。1994年の4月8日、彼の遺体がシアトル近郊の自宅で発見されたわけですが、猟銃自殺ということで、後から「遺書」のようなものが見つかったとかいろいろな報道、憶測が飛び交いました。
ニルヴァーナはいわゆるグランジ・ブームの牽引役としてあるいはそのシンボルとして世界中のマスコミや音楽ファンから大きな注目を集め、メジャー・デビューのアルバム「NEVER MIND』は世界中で1000万枚近いセールスを記録しているとのこと。92年には同じ音楽仲間だったHOLEのコートニー・ラブと結婚して子供(フランシスちゃん)までもうけました。なのに、そのわずか2年後の94年に何の予兆もなしに「自殺」のニュースがぼくらのもとに飛び込んで来たんです。2枚目の新作『IN UTERO』をリリースして、さあこれからまた活躍が期待される、という矢先の事件でしたから、そりゃあもうクリビツでした。
シアトルは自殺の多い都市、ということは聞いていましたが、まさか、こんな形で証明されるなんて・・・。
未だにぼくのプレイリストのマストの1曲「Smells Like Teen Spirit」は、今でもかけるとフロア爆裂です。ちなみに、関係ないけど、スヌーザーのボス、タナソーがニルヴァーナ好きなのは周知のところだけど、彼がDJを始めるきっかけのひとつは、ぼくがかつて西麻布にあったクラブYELLOWでやった「業界DJ大会」的なイベントに彼を引っ張り出したことかも。
その時の彼は緊張感ピリピリで、慣れない手つきでCDJを操り、とにかく何度となくニルヴァーナをプレイしていました。
ニルヴァーナはある意味で20世紀を締めくくるような存在でした。彼らがそれまでのビートルズ〜ピストルズといったロックの系譜のひとつの到達点であり、同時に新たな起点にもなったんです。少なくともぼくには彼らがメジャー・デビューした時、そう思えました。そして、その考えは今でも変わりません。
今週の「ロンナイ」@ワイヤーは少し多めにNIRVANAかけようかな。ヒカルくんはPUNKSPRINGフィーヴァーだろうしネ。
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