2010年3月23日火曜日

3/21 ( Sun) GRC満員御礼


こんな曲もかかります。故Dale Hawkinsは永遠に心に生き続けるんです。


KUBOくんはロカビリーのみならず、いろいろな音楽に精通しています。今回もマノネグラとかゴキゲンなカバー含め楽しませてくれました。


現在のKUBOくんの近作です。『Fiesta De Los Diablos』VIVIDから発売中!


 今回は翌日は祝日ということで、オールナイトの開催になり、また、友人のミュージシャンKUBOくんのUnplugedなライブ演奏もあり、多数のお客さんに足を運んでいただいてもらい、感謝しています。

 このGRCも早いもので、スタートしてもう16年になります。光陰矢の如し、とはこのことですね。あるいは、「Time Waits For No One」かな。とにかく、メンバーはいろいろ入れ替わりなどありましたが、ここまでこうしてやって来れたのも、ひとえにみなさんの応援があればこそ、です。と同時に、店のTHE ROOMサイドの協力も多大なものがあり、オーナーで著名なジャズDJの沖野修也くんはじめスタッフの諸君にも感謝しています。

 今では、イベントは多数ありますが、その反面で、クラブやそれに類するお店がなくなったり、事情はかなり厳しく、複雑です。それだけに、ここまでこれたことにおおいに感謝するとともに、大きな自負ももっています。キチンとした目的を掲げてキチンとしたDJで行えば、結果は付いて来るんですね。


 ロンナイだけではなく、この小さなイベントにも根強い支持者、ファンのみなさんがいてくれること、おおいに励みになっています。今後ともひとつ、よろしくお願いします。

 次回は5月ですが、翌日は普通に月曜ですので、早い時間帯の開催になります。EVENING TIMEを軽く1杯やりながら、いろんな音楽と過ごすのも素敵なことかと、思います。午後6時オープン/スタートでだいたい11時ころまでやります。終電には十分間に合うかと。これについては、また近くなったら改めてお知らせいたします。

 とにかく、今回はありがとうございました。

2010年3月14日日曜日

HANOI ROCKSからMICHAEL MONROEへ、いざ出陣!





 元ハノイ・ロックスのボーカルでサックス・プレイヤーで、事実上のリーダーであったマイケル・モンローが、いよいよ、自身のバンドを率いて新たな活動に突入した。いや〜、この日が来るのを首を長くして待っていたファンは当然ぼくだけではないだろう。

 まぁ、ハノイは好きなバンドだったし、彼らにおおいにパワーや勇気をもらったことは言うまでもない。しかしだ、ここのところの「復活劇」には、正直、今イチ、気乗りがしない、そんな自分が心のどこかにいたのも事実。出来上がった新作にもカッコいい曲はあった。でも、やっぱり、80年代のあの黄金時代の輝かしい記憶を葬り去るまでにはいかなかった。

 それでも、やはり「片腕」というか「分身」というか、相方のギタリスト、アンディ・マッコイとのコラボでのステージングは心躍るものがあったし、二人が再び手を取り合い活動を始めたことは、その瞬間は素直に嬉しかった。

 それが、なぜかいい知れぬ居心地の悪さ、生理的とも言える違和感となり、噴出するのにそれほどの時間はかからなかった。ぼくは、やっぱり過去の幻影を追っていたのかもしれない、と気づいたのだ。20年以上もの時を隔てて復活したのは、とても素敵なことだったが、やはり、昔と同じであるはずはない。時間はある意味、とても残酷だ。そういう例を数えきれないほど見聞きしていたというのに。自分に改めて腹が立った。

 だから、彼らが昨年で長かったストーリーに終止符を打ったことは、当然だと思ったし、そこから先に何か本当にぼくの期待するようなことがあるんじゃないかとも思っていた。それが、今年に入り、かなり急ピッチで具体化して、遂にこの日がやってきたのだ。レコード会社の担当のTさんからその件でのメールをもらった時には、久々に「明るいニュース」だと快哉をあげた。彼自身のコントロールによる彼自身のバンド、その名もズバリ、そのままでMICHAEL MONROEである。

 彼のソロ・キャリアも相当なものだが、ぼく個人としては、復活したハノイよりもソロ活動の方が断然好きなロックをやってくれていたこともあり、その点ではハノイ復活も、嬉しい反面、マイケルらしいロックンロールをハノイという枠の中でやっていけるのか、何となく不安ではあった。実際、その不安ははからずも、すぐに的中することになるのだ。

 今回は、ソロではないが、バンド名に自身の名前を冠していることから察するに、キチンと彼らしい音楽をやってくれるはずと確信している。メンバーも、ハノイから残ったベースのサムもそうだし、ほかの連中も、例えばジンジャーのような大物?でさえ、マイケルの意思に基づいての音楽作りをするだろうし、そのほかの二人も付き合いの長いベテランだ。その点からも、マイケルの思うことはすぐに理解するだろうし、そうでなければ参加しなかっただろう。

 と、ここまで書いておいて、考えてみたらまだその曲をちゃんと聴いていないことを白状しなければならない。でも、多分大丈夫。コレはマイケルのソロ・プロジェクトなんだから。と、自分に言い聞かせている(苦笑)。


 すでにこの11日からいよいよ待望の初USツアーがスタートした。後半にはおなじみSXSWでのステージも予定されている。初日にはなんとあのMOTORHEADと共演するという。オースチンまで行きたい気分だ。ということで、1ヶ月ほど前に来たものだけど、レコード会社からのインフォを以下に添付しておく。ぼくらがもらう資料はこういう形のものが通常なんですよね。

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2009年惜しまれながら解散することとなったハノイ・ロックスのマイケル・モンローの新バンドの詳細が1月25日ハリウッドで行われた記者会見で発表となった。バンドはハノイ・ロックス、デモリション23.でマイケルと活動を共にしていたサミ・ヤッファがベース、ザ・ワイルドハーツで世界中にその名をはせるロックンロール・アイコン、ジンジャーとマーフィーズ・ロウやダンジグ、Dジェネレーション等でプレイしていたトッド・ユースの2人がギタリスト、そしてデモリション23.でプレイしていたジミー・クラークがドラムをつとめる。なお、バンド名は「MICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)」を名乗る。

マイケル・モンロー/Michael Monroe (vo)
サミ・ヤッファ/Sami Yaffa (b)
ジンジャー/Ginger (g)
トッド・ユース/Todd Youth (g)
ジミー・クラーク/Jimmy Clark (ds) 

バンドは米西海岸で数回のショウを行いサウスバイサウスウェストでのショウケースも行うことになっている。その後フィンランド、スウェーデン、イギリスでのショウも決定、その後米東海岸でもショウを行う予定である。同時に秋のリリースに向けてレコーディングにも入ることになる。

あわせてマイケル・モンローは「マイケル・モンロー・モバイル・バックステージ/MICHAEL MONROE MOBILE BACKSTAGE」アプリのフリー配布もスタートさせた。このアプリで世界中のファンはどこにいても自分の携帯電話を通じてリアルタイムでロードやバックステージでマイケル・モンローに何が起こっているかを体験することができる。ビデオや写真やメッセージを双方向で観たりシェアできるのに加えて、コメントを寄せたりレート付けしたり他のファンと交流できたりもする。このアプリは「iTunes App Store」もしくはwww.michaelmonroe.comより入手可能となっている (*日本においてはiPhoneでの動作は確認済)。

「新しいバンドにとても興奮しているよ!嬉しいことに俺の友人でブラッドブラザー、サミ・ヤッファと一緒にまたプレイできるだけじゃなく、デモリション23.のジミー・クラークがドラマーなんだ。そして何よりもザ・ワイルドハーツのジンジャーと才能あるプレイヤー、トッド・ユースがギターをプレイするんだ。これ以上のメンツは期待できないよね!彼らが素晴らしいミュージシャンであるだけじゃなくて、俺達は一緒に曲を書いたりアレンジをしたりしていて、このことによるケミストリーは魔法のようだよ。本当にすごいバンドができあがった。だから2010年俺達と激しくロックするのに備えていてくれよ!」
(マイケル・モンロー)

「デモリション23.が終わった後、マイケルとはまだやり残したことがあるという思いにずっととらわれていたんだ。だから遂にその時が来た!新しいバンドの構想は2年位前からあって、数ヶ月前にマイケルとニューヨークでいろいろと話をする機会があってその時に正式に決まったんだ。"三度目の幸運"!ファンタスティックな新しい音楽と素晴らしいエナジー。ステージに立つのが待ちきれないよ!VIVA LA 2010! VIVA LA ロックンロール!」(サム・ヤッファ)
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 サミーのいうように、まさに「VIVA LA ROCK'N'ROLL」だ。Hey Ho Let's Go!

これが一番新しい映像みたいです。曲は彼の初期のソロ『NOT FAKIN' IT』から。

2010年3月9日火曜日

今日も東京は雪です。そんなら火で対抗デス

 雪もイイんだけど、出歩くのが嫌になりますね。

 近くのコンビニに行くのさえ億劫になる感じ。ましてや、チャリでなんか無理=====!!!!!


 で、この寒さもキツいっす。腰がやっとよくなったっつーのに、これじゃ、またいつぶり返すかわからんですわ。そこで、これに対抗するためには?と考え、ついに発見しました。コレでしょ?やっぱ。雪には火です。火炎で対抗ですよ。


 しかし、こんなこと、フツーは出来ないし、やろうとも思いませんね。良い子のみなさんは絶対マネしないで下さいね。

 この人まだ確か現役ですけど、こういうバカなことやってたからご長寿なんすかねぇ?あ、失礼しました、まだ名前言ってませんでした。アーサー・ブラウン様です。曲はズバリ「Fire」。ジミヘンのとは同名異曲です、当然。では、ご覧下さい!


 

2010年3月6日土曜日

3/5(Fri)昭和洋楽パラダイス@SONORA#5ラスト


暗くてすんません。ワタシです。



これで最後です。見ていただいてありがとうございました。SPIRIT OF THE WESTのジャケットはここにはありません。悪しからず。





今度機会があれば、遊びに来て下さいね。4月2日の金曜日です。ぼくのDJタイムはほぼ毎回同じ時間帯です。ヨロシクです。





3/5(Fri)昭和洋楽パラダイス@SONORA#4

二回目のセットのジャケ続きです。



 









3/5(Fri)昭和洋楽パラダイス@SONORA#3

 画像が5枚までしか1ページに収まらないので、ここからはジャケットだけをアップします。順番はかけた時のと同じです。
ややこしくてすみません!








ここから二回目のセットになります。



3/5(Fri)昭和洋楽パラダイス@SONORA#2

 続きです。

  昨日のぼくの一回目と二回目のセットリストを出しておきます。ここに出てないのもわずかにありますが、それでも、これでぼくのDJの行き先がだいたいは分かってもらえると思います。いえ、是非とも分かって欲しいです。
以下の通り。
一回目24:15-24:45
1-Prince Rupert Awakes / KING CRIMSON
2-Melinda / CURVED AIR
3-Hotel California / THE EAGLES
4-Magical Mystery Tour / THE BEATLES
5-The Mexican / BABE RUTH
6-I Wont You To Want Me / CHEAP TRICK
7-Rudie Can't Fail / THE CLASH
8-Shake Your Money Maker / FLEETWOOD MAC







二回目02:10-02:40
1- I' m In Love Again / THE ANIMALS
2-Funk#42 / JAMES GANG
3-D'yer Mak'er / LED ZEPPELIN
4-I Hear You Knocking / DAVE EDMUNDS
5-Rockin' Pneumonia-Boogie Woogie Flu / JOHNNY RIVERS
6-Sea Cruise / FRANKIE FORD
7-Cooking Breakfast For The One I love / MARIA MULDAUR
8-Free The People / DELANEY & BONNIE
9-Will The Circle Be Unbroken / SPIRIT OF THE WEST Feat. THE WONDER STUFF


 と、まぁ、こんな感じで2回プレイしました。踊ってくれてもイイし、聴いてくれていてもイイし、話に夢中になっていたってイイんです。問題は、そこの空気と時間を共有していたことです。これは、あくまでそこにいないと伝わらないアトモスフィア。そこに何かしらのMagicが起こればサイコーですよね。

昨日の「SONORA」の定例会『昭和洋楽パラダイス』#1


DJ Higo-Vicious ヒゴちゃんはロカビリーからディスコからポップスまで幅広くヒット曲パレード


DJ KANESAKA 彼はBlue DressのメインDJのひとり。ボスのタナカくんが休みだったので、かなり奮闘してました。モッドな曲が多いけど、マニアックでもないイイ流れを作ってくれます


DJ IIDA イーダくんのDJにはいつも驚かされています。ツバキのLONDON NITEが原点という彼は、昔ぼくがかけていた80sのポジパン風味のロックやNO WAVEなどUndergroundな選曲が光ります。いきなりのWOODENTOPSにはビックリでした。


DJ MASAMI マサミンはここのボス。DJとしてはチョーベテランでsunagaT とツバキの同期生。もちろん、得意分野はDISCO!!!それも、ディープなのから軽いのまでまさに変幻自在なプレイ。


サロンなバー・ラウンジなんで灯りは終始アンダーで、まぁ、暗めなんですが、雰囲気はその方がイイですよね。ミラーボールとかキラキラで。踊ったり、飲んだり、お喋りしたりな空間。



 昨日は腰痛でマイリましたが、月に一度の楽しいパーティーとあればいろんなレコード持ってホイホイ出かけて来ました。

 場所はホント、初めて来る人には分かりづらいトコロかも。最寄り駅は多分、六本木ですが、かなり歩きます。ミッドタウン方向に行き、左にガソリン・スタンドがあるところに出たら、そこを左折です。ちょうど、新国立美術館の方にですね。10メートルくらい行くと、道沿いに赤レンガ作りのマンション風な大きい建物があります。ブルーのシンプルな看板が出てます。そこの地下1階。階段降りて、すぐ右手。

 タイトル通り、昭和の頃の洋楽なら、なんでも好きにかけてイイってユル〜い感じでやってるんで、DJは複数いますが、みんな、そこはそれ、微妙なお互いの距離感を保ち、なるべくカブらないような選曲をしています。打ち合わせとかなくても、自然にそうなるんですから、不思議と言えば不思議。

 ぼくは、パンクとか、ロンナイでやるような激しいものはほぼやりません。GRCに近いかも。でも、GRCは「ダンス」をある程度意識して選曲しますが、ここでは、必ずしもダンスらなくてもいいので、リスニングしてもらいたい曲とかもかけます。

 DJひとりの持ち時間が30分と短いので、あんまり長い曲はかけないけど、それでも、気分次第で、PINK FLOYDとかKING CRIMSONとかDEEP PURPLEとか、そういうロック・クラシックで長いのも時には混ぜ込みます。クラブ/ディスコというより、サロン/パブみたいな雰囲気にしていきたいので。常にフロアが揺れてひしめくようなのはココではぼくは意味を感じていないので、そういう意味での「営業選曲」はしませんね。アゲアゲでノリノリ、というのもちょこっとでいいかなって感じです。曲を、音楽を聴きにきて、飲んで、来たお客さん同士仲良くなって音楽談義に花が咲く、なんてーことになったら嬉しいです。まぁ、そう簡単にはいきませんけどネ。

#2へ続く