2008年9月30日火曜日

こういう選曲でなごんでます

爽やかなことじゃ誰もが認める男女コーラス・グループ。ジャケのデザインもかなりイイ感じです。「夕陽よ急げ」。嗚呼6T'SFeelin'
異国情緒溢れる、なんて物言いは今や死語すか?しかし、そういうイキフンは第三世界の音楽がどうたら・・・なんてカタイこと抜きで気持ちが弾むね。
サークルといえばビートルズの辣腕マネジャーだったブライアン・エプスタインが、初めて契約したアメリカのグループ、として有名。東海岸特有の知的でクールなポップ・センスが清々しいんです。
曲はタートルズのヒット曲。それを日本にもなじみ深いイタリアの歌姫カテリーナ・ヴァレンテが、ちょっぴりアダルトな感覚でスイングしてます。ジャジーというほどジャズ風味ではなく、あくまでポップに。この60年代終盤の頃の彼女の集大成のようなアルバム、イイッすよ。
ピーターとゴードン、最大のヒットはビートルズのポールがレノン/マッカートニー名義で作った「愛なき世界」(A World Without Love)ですよね。ピーターの妹ジェーンと当時付き合っていたポールが「義理」?で作った曲がナンバ−1になり、全米でも続けてヒット。元々は地味なフォーク・デュオだったのが一躍スターの仲間入り。でも、ほかにもいい歌をたくさん歌ってて、これもそのひとつ。やぱりレノン/マッカートニーの曲ですけど。

 あんまり大きな声では言えない?んだろうけど、いろいろとCDRを作ってます。

 もちろん、ラジオなどのOA用や有線の「GROOVY ROCK CARAVAN」チャンネル用とかの仕事上のものが多いんですが、それと同じくらいに、イベントやラジオのお客さん、リスナーのみなさんにプレゼントしてするべく制作するものもかなりあります。
 こないだのレコード会社の現場スタッフたちとのメシ会でも、個人的プロモーションの一環として、そういう音源を配布しました。本来なら、音をそのまま聴いてもらうのが一番なんだけど、さすがに、いろいろ問題もありそうなんで、それは今んとこ出来てません。MYSPACEとかでやれるよ、って言ってくれる人もいますが、音楽業界の片隅にでも住んでいる自分としてはやはり、権利関係の問題とかクリアにしてからでないと、気持ちがスッキリしないんで。

 で、ささやかながら、ここに最近自分で聴いて楽しんでいる「秋だから爽やかなサウンドを聴きたいね」という意味で、比較的セピアな60〜70年代のゴールデン・ポップスあたりを集めたセレクトで今さらですが、CDウオークマンでおやすみ前とか起きがけとかにCDコンポなどで聴いたりしてるんです。そのリストといくつかのアーティストのジャケ写を紹介します。参考になれば嬉しいかもね。
************************************************************
EVERGREEN POP CONFIDENCE/KENSHO ONUKI
T-1 Classical Gas / Mason Williams
T-2 Hurry Sundown / The Free Design
T-3 Don't Worry Baby / The Beach Boys
T-4 Lusofonia / Maria Teresa
T-5 Meltin' Pot / Boris Gardner
T-6 Superpartner [Macchiato Caldo Remix]/ Studio Davoli
T-7 Count Me In / Gary Lewis & The Playboys
T-8 Kind Of Girl / The Zombies
T-9 How Can I Leave Her / The Cyrkle
T-10 I Can't Quit Her / The Arbors
T-11 Happy Together / Caterina Valente
T-12 Bitter Honey / The Four Fuller Brothers
T-13 June Bride Baby / The Goldebriars
T-14 My Girl / The Temptations
T-15 We'll Singin' In Sunshine / Sonny & Cher
T-16 Sunshine Superman / Donovan
T-17 I Just Want To Be Your Friend / The Millennium
T-18 Nobody I Know / Peter And Gordon
T-19 Ventura Highway / America
T-20 Ordinary Joe / Terry Callier
T-21 Moon River / Danny Williams

 全体に、いわゆるSOFT ROCKとか言われるものが多めです。まぁ、ポップスなんです、エヴァーグリーンなね。ジャンルはバラバラみたいに思うかもしれないけど、聴いてみると案外違和感ないと思います。

2008年9月27日土曜日

レコード会社の現場のひとたちと「大貫祭」

ここんとこ男子が多くなって、チョイと淋しいね〜。YXNXKー!!
初参加組はいくぶんか緊張気味みたいね。メガネの人はトルバドールスやヴァインズの担当者。
 たまには「現場の声」を聞くのもいい、ってことでこの2年くらいやるようになった懇親会。レコード会社(主に洋楽)の現場の制作、編成担当者を集めての食事会つーか、飲み会。でも、これが飲めない男もいたりして、全体として女性の方がよく飲むね。

 2〜3ヶ月に一度くらいの感じで、マイ・ホームタウン、自由が丘に来てもらって居酒屋にて会合。今夜も駅から30秒くらいのビルの中の居酒屋は月末金曜の夜ということでおおいに賑わってました。カップルからグループまでいろんな庶民がエンジョイしてて、フト金曜でもなかなかお客がドッとは来ない近年のクラブ状況を思い、背中がス〜ッとね。

 今や、昔と違いレコード業界もかなりな管理社会で、メジャーなメーカーのほとんどはインテリジェントビル?つーか、出入りが厳しく管理されており、さながらカード社会のミニチュアみたいでアポ無しじゃ、まず入場さえ出来ないありさま。20年くらい前までは、せいぜい、受付のオネーさんか当直のおじさんに一声かけて、勝手にエレベーターに乗り込めたのにね〜。世間がそれだけぶっそうになったっちゅーことか?

 この会の目的は「大貫の近況報告と所感を述べ、みんながそれに耳を傾けること」というのが表向きなんだけど、実際はそれもあるけど、メーカー同士の懇親会的なもの。ホント、最近はメーカー各社の横のつながりはますます希薄だし、もっと言えば、同じ会社の仲間同士でも、普段はほとんど会話をしない、なんてーことがフツーだなんて聞くと、「そりゃ、イカンだろ。もっともっと業界の風通しをよくしないと」つーわけで、一役買おうとシャシャリ出たのかも。潜在的にそういう意識があったのは確か。
 ここでは、普段滅多に相互交流のない人たち(同業なのにね!)が「大貫祭」の名の下に集い、飲み食いしつつ、次第に打ち解けて自然に交流が深まる、という会合なのだ。自分は当初はひとりで連絡から店の予約など仕切りをやっていたけど(しかも、もちろん割り勘よ。メーカーからは「大貫サンの分はみんなで均等割で持ちます」とか言われたけど、そういうのイヤだからね。オレも割り勘でいいよって男らしくやせ我慢(てほどじゃないけどね)。イヤ、でも本当に自分が声かけて20人近いメンバーが集まってくれるんだから、嬉しいよ。
 最近はワーナーの主にUK担当Fさんが幹事を受けてくれて、彼女に任せてる。担当はJUSTICE,STREETS,HADOUKENとか。デビュー当時からの吉川晃司クンの大ファンで、ぼくが吉川クンと仕事したり、個人的に会ったなんて話をすると、仕事以上に熱く耳を傾け、彼の近況を語ったりしてくれます。音楽好きなんだよね、根本から。

 まぁ、今回はそのワーナー、EMI,BMG,ソニー、AVEX、ユニバーサル、ポニーキャニオン、インペリアル、トラフィック各社から来てもらい、おおいに歓談した次第。CDR作成して配布してるんだけど、まぁ、この際固いことなしで、そこんとこヨロシクで、みんな喜んでもらってくれてる。
 自分からの話のほとんどは、ラジオやイベントでのことだけど、具体的に音楽のことにもふれる。たとえば、今日はよくぼくが普段から感じていることのひとつで、今の若く、音楽歴の浅いリスナーには基礎的な知識を知ってもらうことがいかに重要か、という問題を冒頭に論じた。
 一例が、ぼくらが普通に会話している中で出て来る言葉も、知らない人には意味不明なんだっよ、ってことで、「モータウン」を挙げた。なにげなく使っているこの言葉、ぼくらは「常識」だと無意識に思い会話で普通に使う。でも、あるとき、ウチのBBSに書き込みがあった。シンプルに「モータウンって何ですか?」と。モータウンも知らねーのかよ、そんなの音楽ファンじゃねーだろ、言うのは簡単。しかし、そういうキミやぼくだって知らない頃があったんだ。「アラフォー」なんてどーでもイイけど、「モータウン」はマストでしょ。
 そんな話をみんな熱心に聞いてくれて、意見もかわし、音楽ファンへのサービスのやり方や拡充をハードでだけではなく、もっとソフトで、つまり、人的貢献として根底からやり直さないといかんでしょ?ということにまとめました。人材が大事なのは、どこの世界でも同じなんだよね。それを、「言う通りにやってりゃイイんだよ、オマエらは」みたいな雇い主が増えたせいで、人材育成が激減、サービスは低下、そんで当然セールスも低下、自分に言わせりゃ、そりゃ、トーゼンですね。

 そんな「熱い」話題も出つつ、楽しく飲みかつ食するこの「大貫祭」、まだまだ続けていくつもりです。コレ読んで、自分も参加したい、というメーカーの方いたら連絡いつでもお待ちしてます。一般のみなさんはすんませんが参加出来ないので、悪しからず。

2008年9月26日金曜日

YOSHIKIってスッゲーな〜!!!

      スタジオのKatchin'
      「ロンナイ」ラジオのエンジニアO嬢
      雑多な人々でにぎわう会場のSMOKE
      ポートランドから来たDJのケヴィンはPCでDJでした
 さきほど、深夜1時前に帰宅。
 今日は、ラジオ「ロンナイ」の収録(2本録音)して、帰りがけに原宿のバー・レストラン「SMOKE」で行われたTOKYO DESIGN FLOW主催の「Last Thursday」というパーティーにてDJ。原宿を昔の、そうね〜、70年代頃のかな?とにかく、その原宿を元気にしようというのが大きな主旨のもとに、いろいろなショップや人々が集まって月に一度イベントやパーティーを開いている。そこに、自分も誘われて時間のある限り、協力しているっつーわけ。いや、ちゃんとDJのギャラはいただいてます。仕事です。

 そこではだいたいGRC風な楽曲をプレイしてるんで、今夜もラジオの素材を入れたバッグのほかに30枚くらいのLPを入れたバッグを余分に持っていったから、さすがにヘビーでした。今どきは、ノーパソでDJ出来ちゃうから、それのほうがラクチンなんだろうけど、PCいじれないし、それ以前にやっぱりDJはレコード、という人なんでね。CDは音源がそれしかない場合くらいにしか使わないね、未だに。ヒカルも今じゃCDだしな〜。

 んで、1時間半ほど回してから即帰宅。シータクで4500円。経費が出るからいいけど、高いね、やっぱ。途中、自由が丘のナチュローに寄って買い物して帰ってきて、本日最初のゴハン。夜型でも7時前(もちろん午後)に起きて今までノーマンクック(カッチン風、飲まず食わずの意)じゃライツーですわ。

 で、なにげにサンスポ見たらゲーノー欄に安達祐実のママが500万かけて全身整形してヘアヌード写真集だって。何も言えんナツバラハウンドーってね。祐実チャンはどう思ってるんだろうか、などとつい世間並みの考えをした自分がカワイイ。ゲーノー界だぜ、彼らの生きてる世界は。
 さらに追い打ちをかけられたのが、あの元X-JのチョーセレブなYOSHIKIさんの記事。扱いは小さめでも、中身はメガマック級。彼のジュエリー・ブランドから新作を出すそうで、その宣伝。グラサンかけた「年齢不詳」の彼が自分のデザインしたという、1億2千万のダイヤのネックレスをさりげなく(さりげありすぎだろ?)身につけてのお写真。世の中あるとところにはある、と再確認しました。

 じゃ、また。写真載せるのやり方忘れたんで、マスターに聞いて、まとめて載せます。すんまそん。今から、CDR制作です。みなさんに配布する分、せっせとマニュファクチャーです。

2008年9月22日月曜日

こんばんわ。ヌッキーです。

 はじめまして。今からブログここで始めます。いろいろ、やりますのでHPなどと併せて楽しんでもらえたらハッピーです。

まずは、自分の長〜い音楽歴の一端を自慢します。写真で。
渋谷スペイン坂スタジオであのマルコムとトークショー
モッズの初渡英のロンドンは伝統のクラブ『MARQUEE』の楽屋にて
故ジョニー・サンダース初来日の時、彼のホテル、赤坂東急インでパチリ。

KENROCKS BLOGがスタート!

ヌッキーの独り言を皆様にお届け。