何気なく、面白い映像ないかな〜ってYou Tubeを見てたら、まぁ、いろいろあったんですが、こんなのあるの?!って、ちょっとビックリなものがありました。
メインはイギリスのモッド・シーンをThe Whoと二分した形で人気を集めたスティーブ・マリオット率いるSmall Facesなんだけど、そこに一緒に映っていたのが同じレーベル・メイトの黒人女性シンガー、P.P.Arnoldで、思わず「おおっ!」と感動の一声。
元々、Small Facesはストーンズの所属する英Deccaにいて、そこからマネージメントの関係で新興レーベルのImmediateに移籍し、単なるモッドなビート・バンドからサイケやアシッド・フォークなどを手がけてより大きな成功を収めましたが、レーベル運営に失敗して会社が倒産し、加えてリーダー格のスティーブが抜けるなどのこともあり、解散寸前まで追い込まれましたが、そこを当時まで一般には無名だったボーカルのロッド・スチュワートとベースのロン・ウッドをJeff Beck Groupから招き、その後にワーナーと契約して、Facesとして世界的なビッグ・ネームになるんです。
P.P.ArnoldはそのImmediateの秘蔵っ子でR&B寄りのPOPSを歌える大型新人として売り出され、バックには当初、キース.エマーソンのNiceがつき、その後はSmall Facesなんども曲を書いたりしてバックもやるようになりました。
ここでは、前後の関係が不明ですが、Small Facesのナンバーを彼女が一緒に歌っているという珍しい光景を見る事が出来ます。
2009年9月1日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿