ミクシにも書いたけど、今夜は渋谷のPARCOでのイベントで、まるでオルガン・バーの「CROSSROADS」みたいな感じの、音楽を聴いてトークする、ということをしてきました。
このイベントはHPにも出ているように、「東京1969」という、ぼくの古い知り合いの音楽関係者、立川直樹(通称ミック)さんが書いた単行本の意図にそう形で行われているいろいろな催しものの一環です。
詳しいことはHPを参照して頂くとして、やっぱりぼくの言いたいことは、今の日本にどれだけ素晴らしいロックが生き残っているのか?という素朴な疑問です。ほとんどがメディア主導の大量宣伝、大量消費タイプのものばかりで、愛やら絆やらのバーゲンみたいな歌や歌い手ばかり。中には例外的に「おおっ??!!」と思わせるものもあるけど、チャートとかランキングの中にはそういう「グッ」と来るものはまずありません。
いろいろかけて話をしましたが、みなさん、ぼくとおなじような印象を抱いている方ばかり、みたいでした。ロックでなきゃ表現出来ないものが、分かってないバンドやミュージシャンばかりなんてね。ただ、ギターをギュイーーーンと鳴らして、それらしい歌詞を歌えばいいなんて、話にもなりませんよね。お仕着せのロックやポップスはもうウンザリ。
そこで古いあの時代にも今よりはるかに素敵なバンドがいた、という意味で紹介したのが、親しくさせてもらっっていたAPLYL FOOLです。小坂忠(vo)、菊池英二(故人g)、柳田ヒロ(Kyd)、細野晴臣(b)、松本隆(d)の5人組は69年に、すでにワールド・スタンダードなことを日本人の感性でやっていたんです。ぼくの一番好きな曲は「Sunday」ですが、映像は「April Blues」です。
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