2009年1月26日月曜日

 今週の水曜日は恒例のオルガンでのトーク&音楽鑑賞の集い「CROSSROADS」ですが、まぁ、そのことはすでにお知らせ済みです。でも、今日、ビデオアーツというメーカーから、嬉しいニュースが来たので思わず紹介します。

 メリー・クレイトンのCDがいよいよこの日本でも4月に発売予定だというんですから、デラボニやジョー・コッカー、レオン・ラッセルとかの話題をしきりにしていたぼくには、公表する義務があるって感じですよ。なにしろ、彼女はアレサ・フランクリン(オバマ大統領の就任式で歌っていた黒人女性歌手)みたいな、人気のレディソウルですから。

 でも、やっぱ、彼女をぼくらロック・ファンが知ることになったのは彼女のアルバムにもあるように、ストーンズの『GIMME SHELTER』でのコーラスの熱唱ぶりとか、やはりコーラスで参加したジョー・コッカーのMAD DOGS & ENGLISHMENやレオン・ラッセルの自身のレーベルSHELETRからのデビュー・アルバムとかの印象が強烈です。

 今も人気でDJとかがよくかけてるし、ソウル・ファンにも愛されてますよね。そしたら、こういう映像がありました。70年のデビュー・アルバム『GIMME SHELTER』からのタイトル曲(もちろん、ストーンズのカバー)ですが、内容が見事に今日とリンクしてて、そこでもまたビックリ。

2009年1月24日土曜日

VIVA ! HANOI ROCKS

 いよいよHONOI ROCKSが本当に解散する時が近くなった。

 まぁ、今さら何を!という人も多いかとは思うけど、それでも、長い間お疲れさま、という気持ちにはなるはず。
かくいうぼくも、復活してからの彼らのライブは一度も見たことないし、CDもまずまず、あんなモノかな、というくらいの評価だった。だって、昔の頃の彼らを見聞きして、取材などで親交を深めたりもした者のひとりであるぼくには、あの時代の彼らの輝きを二度は味わえないからだ。

 マイケル・モンローとアンディ・マッコイのコンビに支えられて駆け抜けた80年代初めの数年間で、彼らはある意味燃え尽きたのかもしれない。84年12月、ドラムスのラズルがモトリー・クルーのボーカルのヴィンス・ニールが運転するクルマでドライブ中に事故に遭い、その短い一生を終えてしまってからのバンドは、二度と浮上することがなかった。

 その彼らがその後、幾度かの再生を経て、本格的な復活劇を演じたのが2002年の「サマソニ」でのステージ。高木カンちゃんからあの時にもらったメールは今でも忘れない。「オーヌキさん、スゴイことになってるよ。マリブビーチで全員が狂ったように盛り上がってる。ロンナイでしかヒットしなかった曲なのにさ」。

 あれから7年。この3月に最後の来日公演をして、地元フィンランドでファイナルのショウをして解散というスケジュールが確実に進行している。多分だけど、3月のコンサートには行くんだろうな、ぼくも。ベスト盤が去年また国内で出たので、是非彼らを聴いたことがない、という人は購入して体感してほしいね。

 ここの映像は全盛期の彼らが見れる。アンディのプレイぶりがメチャンコカッコイ〜〜〜のだ。

2009年1月20日火曜日

DR.FEELGOOD

 来週の水曜日のオルガン・バーでのトーク&レコード鑑賞会『CROSSROADS』では、お知らせにもあるように、亡くなったデラボニの簡単な特集と、イギリスのパンクの起こる前のストリート・ミュージックの流れで、パンクの呼び水になったと思われるPUB ROCKをやります。

 パンクは凄く有名ですが、パブ・ロックはあまりにも無名過ぎです。パンクはパブ・ロックがなければイギリスであんなに大きな話題になっていなかったことは、間違いありません。それは、多くのパンク関係者も認めているところです。


 でも、具体的にはリリースも情報も少なく、何をどう探して聴いたらいいのか分からない、という「難民」の諸君が多数いると思います。新しいものや来日関係を露出するのもイイけど、メーカーやイベンターなどの音楽関係者は、もう少し地ならしにお金と手間をかけてもいいんじゃないですかね。闇雲に新しいインフォに振り回させる音楽ファンに、アカルイ未来は来ないと思うよ。

 映像は75年のオリジナル・ラインナップでのDR.FEELGOODで、曲はシングルにもなった「ロクセット」。ギターのウイルコ・ジョンソンの異様な動きとボーカルの故リー・ブリローの異様な目つきが素敵過ぎます。

2009年1月15日木曜日

The Specilasもいよいよ復活

 あんまりリユニオンとか復活劇には関心のない自分も、この人たちには多少関心があります。その理由は二つ。
ひとつは、今回はボーカルのテリー・ホールが参加していること。今回と言ったのは、95年頃に一度復活したことがある。その時にはテリーも、もうひとりのまさにスペシャルなキーボード奏者、ジェリー・ダマーズもいなかった。だから、CD(『TODAY'S SPECIAL』)が出ても「まぁ、そんなに悪くはないかな」くらいの受け止め方でしかなかった。


 なにしろ、彼らの来日の時にぼくは新宿の厚生年金ホールで彼らを見て、おまけにステージ脇の通路でインタヴューまがいの取材もした。その時の記憶はかなり曖昧で、確かにステージは見た、でも、それが途中でお客とか多くのファンとかがステージに上がり、モメにモメて収拾がつかなくなり、打ち切りとなったような記憶がある。でも、ツバキハウスに会場を移して踊れ、騒げパヤパヤなステージがあったのも体験していて、それらが今ではゴッチャになって一塊の思い出を形成している。


 もうひとつは、彼らの存在は唯一無二で、ほかに多くのスカ・バンドが存在して来たが、MADNESSやTHE BEATなどを含めても、スペシャルズとイコールではないし、その意味ではピストルズやクラッシュ、ジャムなどと同類と言ってもいい。

 今回の再編はかなり前から言われていたし、何度か一時的に復活してショウを行ったりもしていた。だから、ある意味、準備されていたんだろうし、なるべくしてこうなったのかもしれない。それでも、やっぱりスペシャルなジェリー・ダマーズは今回も参加していない。少し前のMOJO MAGAZINEの記事で彼のコメントを見た。いわく「自分には今SPECIALSをもう一度やることに意味を見いだせない」というような、いかにも硬派な彼らしいものだった。


 このへんの考え方は、ぼくがパンクをはじめ多くの再結成に関心が持てないことと基本的に同じだ。つまり、音楽と時代との密接な関係は思う以上にぼくやジェリーには重要だ、ということだ。でも、今回はちょっぴり興味がある。あれから30年を経て、オトナになったコベントリーのギャングスターたちが何をどうするのか、少しは気になるのだ。
 でも時間は巻き戻せないのも事実。下のようなステージはむろん望むべくもないことを頭に叩き込んでおくべきだろうネ。

2009年1月14日水曜日

昨日のワイヤーにて


ヒカルとカッチンの兄弟コンビ。だいたい、いつもこんな感じで遊んでますね〜、この二人は。指だけ目立ち過ぎですが・・・。


DJスタートしたばかりのYossy。今夜もまたSweetなROCKSTEADYをメインにカリブな雰囲気でフロアをなごませてくれます。ウ〜ン、ナイスだ!!!


Yossyのお宝も満載なアナロログ7インチ。レーベルも何もかもが自分にはチンプンカンプンです。でも、高そうなムードは分かるね。


 いよいよお正月気分も抜け、世の中はまた普段通りの顔を見せつつあるこの頃。

 しかし、昨日の夜は、また一段と寒さも厳しかったですね〜。とにかく、それはそれ、毎週「ロンナイ」はやってるんで、暑さも寒さも関係ないッス。風邪さえ引かなければほぼ1年休むことなくオープンしてます。昨日もその前の「新年会」aka「漢祭り」では、多数のゲストDJに仲間、友人たちが参加してくれておおいに盛りあがったけど、今週は、やはり、フツーに戻りました。何しろ、新宿、人影がほとんどないですから。というより、都内どこでも人はいないです、この時期。


 それでも、KENONEやKEE、YOSHIYAたちが遊びに来てくれて、先週DJしてくれたMORICAWAも顔出してくれたりで、そういう仲間には感謝です。カッチンやメキシコのサトシやデラも来てたし、狭いながらも楽しい我が家。って感じですかね。


 ぼくはヒカルの後のDJ。ヒカルはKILLING JOKEとかかけてたね。「ピカソの頃みたいでしょ?」とか言いながらそのへんのものを多めにチョイスしたみたいです。で、ぼくがDJを70分ほどやって、その後、Yossyの出番。あいつ、仕事があるんでその時間は相当眠いみたいで、たまにバー・ラウンジの方で椅子に腰掛けて寝てたりします。器用だよね〜。

 相変わらず、アナログ7インチがほとんどのプレイでかなりロマンティックなニュアンスが魅力かな。スカというよりROCKSTEADYが大半で、その分野はぼくはあんまりよく知らないけど、とにかく、彼のかける曲は優しくフロアを包み込む感じです。カバーとかもいろいろあって、聴いていても十分にエンジョイ出来ます。


 来週是非彼のプレイも聴きに来て欲しいですね。多分、時間帯は早めです。

2009年1月10日土曜日

タバコ屋でCDも買えます


赤坂の一ツ木通りに面した普通のタバコ屋さん。なのに、入ってビックリ。CDも販売してたんです。タバコの種類もあの界隈はココに限らず豊富なとこが多いです。ジタンとかゴロワーズが自販機に入ってるんですよ!!


タバコ屋さんなのに、普通にCDが置いてあります。それも、何気に一番目立つようなショウケースの上にポン、と。ALLMAN BROTHERS BANDの名作のジャケが眩しく目に入る。


 木曜から本格的な仕事始め。

 ラジオ「ロンナイ」の今年最初の収録がありました。1回に2本収録してますが、今回のは今月半ば、17日〜19日放送分と翌週の24日〜26日放送分の録音しました。だから、OAと時差があるので、正直、いただいた年賀メールなどは、日にち的に使えなかったのは、実に残念でした。
 もちろん、そういうお便りには宛先が記入してあるものには、返事を出しています。PCからの一斉送信拒否の設定をしていなければ、携帯にも返信がいくはずです。

 そんなラジオの収録をしている赤坂の小さなスタジオのあるビルのそばに、普通のタバコ屋があるんですが、中に入って気づいたのは、何気なくショウケースの上に置かれたカゴ。そこにあったのは、なんとCDじゃないすか!!それも、紙ジャケ・シリーズのロック・クラシックとかの。ALLMAN BROTHERS BANDの不朽の名作ライブ『LIVE AT FILLMORE 』の白黒のジャケがいやでも目に入ってきます。ほかにも、EAGLESやT・REXとかジャンルも幅広く置いてありました。
 どうやら、そこのオヤジさんがロック好きらしくて、ぼくの名前も知っていました。

 こんな店がほかにもあるとイイなぁ〜と単純にそう思った次第。

2009年1月8日木曜日

1/6 ( TUE) ロンナイ新年会御礼


左から、さとう(うらすじ)、ヒカル、大貫、HIGO-VICIOUS みんなナンダカンダでロンナイ育ちの仲間です。あ、自分は園長みたいなモンですかね。


  昨日の火曜日、ワイヤーで今年最初のロンナイがありました。毎年ここんとこ恒例の行事となってる「漢祭り」と称した「新年会」を多くのゲストDJやともだち、仲間を集めて祝うことにしてます。

 今年もゲストDJという名のボランティア活動をしてくれたのは、ナオキ(ビニール・ジャンキー)、ギュウゾウ(電撃)、さとう(うらすじ)、HIGO-VICIOUS(RISK)、DUCKROCK、GERU-C閣下akaMC仁義akaアニパンク、Katchin'aka Disoscillators、TAGO!(GREASEVILLE)、カオル(ROLLING STONE)、MORICAWAという生きのいい面々。

 
 そして、やっぱり正月だからということで普段なかなか来れないという人も多く、ウチの元スタッフとかも海外に留学中で一時帰国していて、口々に「やっぱ、この感じ、雰囲気はイイですね〜」なんて言ってくれたし「帰る場所があるって感じるんですよ」とも。開いててよかった、じゃないけど、やっててよかった、と自分に言い聞かせる瞬間です。ユーイチは「みんな毎週こんだけ来てくれたらいいのになぁ」とツブやいてましたが、ま、それは今の状況では難しいですね。BBSにも書いたけど、時代が10年足らずでかくもドラスティックに変化するなんて、誰も思いもしなかっただろうし、それに対応するすべもあんまり見当たらないし。

 
 だからこぞ、頑固に今のこのやり方を継続させようと、ぼくは個人的に強く思っています。月一のイベントとかにするつもりは今のところまったくありませんから。
 そういうわけで、今年もいいスタートを切れたと思ってます。そんなぼくとロンナイを今後ともよろしくお願いします。涙は心の汗とかいうけど、なら、ロックは時代の雄叫びです。まさに今こそ、かつてジョニー・ロットンが言ったように「ラブソングなんていらない」時代なんでしょう。いや、ちゃんとした愛の歌はともかく、耳障りのいいだけのお仕着せの愛や友情の歌なんていらない、そんな気持ちです。
 では、ご唱和ください。NEVER DIE!

2009年1月5日月曜日

新春麻雀大会


雀荘の料金を手に余裕の笑み。おさむちゃん良かったね〜〜〜。でも、コレでリターンマッチは受けないとね。


ユーイチのキモノ姿は初めて見たか?案外似合ってて、「イヨッ若旦那!」と一声かけたくなる感じですよね。でも、かけた声は慰めの言葉でした・・・。


タハラくんと麻雀したのは今回が初めて。楽しい麻雀はその人柄通りでした。カッチンとかは鉄火場系、ヤマちゃんはプロ雀士風、サトルやはせは、オバカ仕立てです。



 一昨日、土曜日の夜、新春を祝う麻雀大会をしめやかに行いました。メンバーは自分、ロンナイからユーイチ、運転手と助手のおさむ、洋服屋さん、MOBE STYLESのタハラくんの4人。

 去年はやらなかったので、ほぼ2年越しの新春麻雀でした。少し前までは毎日のように麻雀三昧だったのにね〜。と言っても5〜6年前までですけど。そこ頃は武蔵小山に住んでたから、恵比寿の雀荘に近かったのもありましたから。


 で、その後は、お正月にはやろうか、ということで、カッチンやヤマちゃん、タダスケ、ツネなんかを集めてやってました。でも、ここんとこ、麻雀自体にあんまり興味がなくなり、さらにメンツも減り、仕事も忙しくなり、で、ほとんどやる機会がなくなりました。

 それを、今年はお正月休みが案外長かったので、時間に余裕があり、やろうか、ということになり、その日都合のいい人を集めてやりました。カッチンやヤマちゃんは実家に里帰り、ツネは連絡取れず、タダスケは今や田舎の金沢でうどん屋です。で、以上のメンツになった次第。タハラくん(akaトシちゃん)は最近負けてないというので、ちょっとやってみたかったんです。ユーイチは親戚帰りで和服で「若旦那」スタイル、おさむは運転中ずっと念仏のように「負けたくない負けたくない負けたくない・・・・」とツブやいてました。


 結局、夜の11時から朝方の7時前まで半チャン8回やって終了。久々でやって少しお疲れ気味でしたが、まぁ、お小遣いあげに行ったのに、何故かお小遣いいただくハメに。ありがたや〜。

 でも、そのまま、ほぼ寝ないで家族と湯河原に温泉旅行で、アチラではゾンビでした。

2009年1月2日金曜日

謹賀新年


すいません!普通じゃお目にかけられないので、あえて横位置で紹介します。キヨシローくん風?なマサミと戯れる大貫。


オルガン・バーで大貫DJです。1時45分から30分でしたがおおいに盛り上がりましたーー!!


オルガンの店長おなじみイーモトロール。今夜も当然MCです。


初めてカウントダウンDJに参加したSHJ。今まではどこかでテレビ見てお正月だったらしい。


ワイヤーの店長ハギがぼくの後にちょこっとDJを。完全にロンナイ・バージョンのセレクトでした。




 明けましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いします。

 まぁ、新年と言ってもホンの数日前まで去年だったんで、単なる時間の境目ですけど。でも、それがないと節目がなくて、1年が終わらないですからねぇ。毎年のこととはいえ、不思議だけどフツーのこととして、こういう挨拶してるのは人間のなせる業なんですよね。動物に時間の感覚、観念というものがあるのか分からないけど、ウチのネコちゃんは日々同じように暮らしてます。


 今年は今まで以上にいろいろと自分なりにやりたいことあるんですが、とにかく、いつも思うのは「ロックの普及と発展」。そのために何をすべきか?ということで、アレコレ考えてやれることをやって行きたいと思います。


 さて、大晦日のことを簡単に報告です。いつものように大晦日はアチコチのクラブに挨拶しに行くんですが、去年から今年にかけても同じで、「カウントダウン」は「LONDON NITE」をやっているWIREでやり、その後、「CROSSROADS」をやっているOrgan-BarでDJ。そこから「GROOVY ROCK CARAVAN」をやっているROOMに。ここではDJはボスの沖野修也くんがほぼひとりで回すことなってるので、挨拶だけ。しかし、今年?のROOMはガイジンのお客さんがたくさんいて、賑わいも相当でした。
 その後は西麻布に出て、星条旗通りのSONORAに。ココには牧野マサミくんがボスでいて、でも、最近は早い時間でアガっちゃうことが多かったんだけど、いましたね、今年は。メイクしてほとんど上半身裸で店長のマロと女の子たちとベロンベロン風な感じで。案外、しらふなんですけど、本当は。ちなみに、はせがDJ中で、元RATS&STARで川崎の将軍様、Mr.YAMAZAKIもいました。


 というわけで、あんまり変わり映えしなかもですが、今年もこんなぼくと仲間をよろしくです。ラジオはOAされてるのは、もちろん録音ですから年賀メールとか頂いても、すぐにはラジオで紹介出来ないですが、ありがとうございました。ネット通販も「福袋」に申し込みいただいて感謝します。事務所開きが5日ですので、発送などの対応がそれ以後になりますこと、ここにお断りして、お詫びします。


 2009年が皆さんにとって良い年でありますように!