2009年10月23日金曜日

The Sensational Alex Harvey Band


お休み中のThe Sensational Alex harvey Band。中央のモミアゲ兄さんが今は亡き御大アレックス・ハーヴェィ。


真っ赤なフィット素材のパンツの巨人がZ-Boyにも人気のあったアメリカン・ワイルド、Ted Nugent。イイ人でしたよ。


遠目で分かりづらいんですが、右手スピーカー近くで半ズボン姿でギター弾いてるのはまさにアンガス・ヤングその人でしょ?AC/DC奮闘中。



 実は自分の記事が来週月曜日の朝日新聞の夕刊に掲載されることになったんです。まぁ、それだけでも十分にビックリなんですが、それで、こないだの青山EVERでの「LONDON NITE」にカメラマンの方が来て、写真をたくさん撮ってくれました。その写真が載るとのことです。

 本当、というか、当初は、昔の「ツバキハウス」時代の古い写真とかも載せるということでした。なので、散逸してしまった古い写真を事務所のあちことから探し出して、かき集めたんです。主にやったのはウチのスタッフのオサムくんですけどネ。ぼくは主に監督でした。


 そうしたら、珍しい写真がいくつか出て来て、自分でも「そういや、こんなのあったよな〜」ってな感じで思わず眺めて昔をしのんでしまいましたよ。ここに紹介したのは、その一例で、イギリスの有名な夏フェス、「REDDING FES」に行った時のものです。これがいつのか、そこが問題で、この場にいたことは覚えているんですが、それが何年だったのかがハッキリしないんですよね。最初に行ったのは73年ですが、どうやらそれではなさそう。でも、ステージの上部に16回という文字が見えるので、相当古い時期には間違いないんです。てゆーか、ネットで調べればいいだけの話ですよね。


 ここに写っているアーティストは、ひげ面のオッさん風なのが故Alex Harveyで、ロン毛の大男がTed Nugent、そしてステージでライブの真っ最中なのは、どうやらAC/DCのようです。ほかにも何枚かあるんですが、一度に紹介すると長く長くなりそうで、これだけにしました。Alex Harveyは60年代から活動していたスコットランド生まれのロックンローラーで、70年代に自らのバンド、その名もThe Sensational Alex Harvey Bandを結成して、当時人気のレーベルだったVertigoと契約して本格デビューして、いきなり人気者になったシンガー。その魅力は、シワガレた味のあるボーカルと演技力満点のパフォーマンスで、その意味では単なるミュージシャンというより、ミュージカル役者のような感じでした。そういう経歴もある人でしたしね。35年生まれだったので、人気者になったのは40近くになってから、という超遅咲きも素敵?でした。
 彼のアルバムの解説も確か書いた覚えがあります。ナンだったかな、アレは?多分ジャケがシルバーのバンド名をそのままタイトルにしたヤツじゃないかと思うんですが、アテになりません。いかにも英国風なロック・バンドで、ユーモアのセンスとか抜群でした。ギターのザル・ルレミンソンのピエロ風のメイクと身体にピタッとフィットした衣装もゴキゲンでしたし。あ、もちろん、演奏はさらに素晴らしかったですよ。


 Ted NugentとAC/DCについてコメントする時間とスペースが無くなりましたが、またの機会にやりましょう。一言、テッドは見かけよるはるかにジェントルでした。AC/DCはボーカルが初代の故ボン・スコットです。

下の映像はそのThe Sensational Alex Harvey Bandの見事にソウルフルなステージ。

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