そのイベントの詳細は彼のHPで直に見ていただくとして、概要は、彼がDJ DISOCCILATORSとして行う企画で、下北の新しいハコでDJだけではなく、彼の先輩にあたるUCのジョニオくんのライブ・パフォーマンスである「DOLL MAKING』(その間の音楽はカンちゃんこと、高木完ちゃんが担当)をフィーチャーして、新たなライブの形を模索しようとするものです。ジョニオくんもこの企画に快諾してくれたようです。 まぁ、多くの?人たちが望むTOKYO SEX PISTOLSのリユニオンはどうやら今のところないみたいですから、こういう形で互いに協力し合いながらやってくのはいいことだと、ぼくも思う次第。ぼくの出番は今回はありませんが、見学には行くつもりです。深夜ですけどね。
ここだけの話ですが、24日にリリースされたakikoちゃんのロンナイ・リスペクト作品『HIT PARADE Tribute to LONDON NITE』も好評とのことで、その中でもi-Tunesでの評判はKatchin'のプロデュースした「Video Killed The Radio Star」が本人いわく「ダントツでトップです」との話。確かに、一番あの中でロッキンしている作りになってるのは認めます。
で、この新作『 GO BARMY KIDS 』は4月末に出たものですが、彼らの今までの作品の中でも一番ポップと言っていいものになってますね。パンクでも巷にあふれる「パンクもどき」とは絶対に違うし、でも、ひたすらにハイテンション、ハイスピードというものでもない。経験を活かした、自分たちの今の「パンク」を歌えていて、知り合いということ抜きに、カッコいいロックなアルバムだと断言します。
塗装のはげ落ちた愛用のストラトに、チェックのランバージャック・シャツ、色のあせたジーンズにスニーカーというスタイルがまたよく似合っていました。そして、一番感銘を受けたのは、曲の始めに紹介して必ず「I Hope You Like It」という言葉でしめてくれたこと。 まぁ、MCなら普通かもですが、「気に入ってくれたらいいな」なんて言葉、彼が言うからこそ、よけいに心に響いたように思います。
好きなアルバムはいろいろあるけれど、思い出深いという意味で、やっぱり72年のライブ・アルバム『LIVE IN EUROPE』ですかね。実際、一番売れた作品でもあります。でも、売れた、売れないとか正直どうでもいいんです。そりゃ、彼らにしたら、セールスがよくないとクビになる恐れがあるし、暮らしも大変です。でも、そういうことに、あんまり頓着しないのが彼らしいし、イメージだけでなく、事実、パンクの後とかのニューウェーブやニューウェーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘビーメタルの時期には、彼のブルースを基盤としたロックンロールは時代遅れとみなされ、メジャーからの契約は切られました。 彼自身も、そういう時代の状況にはあえて逆らわず、もちろん流されもせず、ひたすら自分のやるべきことをやっていました。つまり、ライブ活動をキチンとやって、自身でレーベルを立ち上げたんです。
もうご存知の方も多いかと思いますが、ぼくらの古い友人で、今も仲良しな歌手のakikoちゃんが素晴らしいアルバムをこの24日にリリースします。題して『HIT PARADE - A Tribute to LONDON NITE』。もう、これだけで、ゴキゲンなムード満載でしょ?実際、この作品、彼女から作りたいと打ち明けられたのはもう随分と前のこと。2〜3年くらいになりますか。
で、急に忙しく動き出して、打ち合わせとかもして、ぼくが監修というかスーパーバイザーみたいな役割をして、実際のところは彼女とメーカーの担当者がやることに。彼女はとにかく、「ロンナイで音楽をたくさん聴いて育ったんで、どういう形にせよそれを自分の歌で今に伝えたい」という強い意志があり、それに賛同するメンバーが集まり音作りやプロデューサーをしてくれています。 もちろん、ここに入りきれなかった仲間もたくさんいますが、まずはイイものが出来たと、ぼく自身も感じています。詳細はCDを手に取ってそれぞれで確認してもらうことにしますが、オープニングの「You Really Got Me」(KINKSのカバー。小西康晴くんのプロデュースです。彼はほかにも「ユー・メイ・ドリーム」(シナロケのカバー)も担当してくれました)からチャーベくんの担当したおなじみ「Break away」、ZOOTのトシミくんによるThe Clashの「Should I Stay 」、さらに高木完ちゃんによるThe Rubettesの「Sugar Baby Love」にKatchin'のRockin' & Breakin'な作りのThe Bugglesの「Video Killed The Radio Star」、スカフレームスの大川くんによるネーナのヒット「99 Red Balloons」のユニークな彼ならではのリメイク、夜ジャズ、須永辰緒くんのダウンビートな「Do The Hucklebuck」などなど、みんなが「ロンナイ」を自在にイメージしてakikoちゃんとのコラボレーションを楽しんでいるのが、よ〜く分かるものになってます。